中学受験親父メモ2

2023中学受験

戦いの前に

  九州で開花宣言が出たとか。 休日 一人で家にいると普段なら競馬中継を見たり本を読んだりしてますが ここ数日は 中学入試のブログ探検。 ブログ読むのも楽じゃない。 片手間ではできないという感じ。 20分読むと 疲れて すぐ台所にいって タバコを吸う始末。 (換気扇の前だけ喫煙OK。)

  小学校3年というと 学期末に母親が勉強をみるくらいでいいと思っていたのですが 現実にはもう戦いは始まっているようです。 四谷大塚のテストで上位の子はどんな訓練を受けてるのでしょうか。 気になります。 キレキレのご子息のお母様やお父様が 万万一この ブログを目にされた場合アドバイス下されば幸いです。 子供の底力を信用すればまだ静観すべきなんでしょうがね。

 中学受験だめなら公立でいいとももう一人の私がささやくのですが 妻は絶対ダメといいます。 自分で面倒みないくせに。 なんでも地元のPTAとかしがらみとか早く抜け出したいのが本音のようです。 たしかに 内申書を気にして弱い立場になるのは避けたいですけどね。 私の頃から公立中学は子供を人質にとられちゃった感じですからね。

  桜井氏のブログで 一日のスケジュールが公開されていますが仕事がありながら深夜まで予習をする気力体力には敬服するばかり。 自分にはあの体力も気力もないので5年の夏からでは遅すぎる。 もう少し前からとなると4年生の夏くらいからとなりましょうか。 それまでの下準備をどうすればよいかが課題となる。  受験特有の算数 おもに文章題と図形ですが これに立ち向かう脳の基礎体力がないといくら特訓しても始まらない。 いつスタートさせるか。
 ちょっと 計算指導だけに飽きてきたところなので 親としてはじれてるところなんです。 じゃあ 国語なのかなあ。 


  あと気になっているのは 鉛筆の持ち方。 早くこれを矯正しないといけないんですが なかなか 治らない。 手首を手前に曲げて鉛筆の尻が 前方に向く、なんとも 非効率的な握り方なんです。 算数の式を書いていく場合 上の行が見えなくなってしまい全く具合が よろしくない。 何度注意しても治らない。 これ困ってます。 問題を解いていくとき いちいち鉛筆の手を紙からはずしてみているので 連続した思考作業ができない。 うーん。


  3学期もあと二日登校すれば終わりというところでまだ宿題が出されることに驚き。 ふつうの公立小ですよ。 漢字の書き取りというより 書写。 あれのせいで 鉛筆の持ち方が治らないような気がする。 先生は はねたり止めたりなぞる線がちょっとでもずれるとうるさいらしい。 そんなの適当でいいじゃんと云っても ”いやだめ”と気合いを入れて書いている。 どうしても 今一番うまく書けている あの奇妙な鉛筆の持ち方が捨てられない。 ”父ちゃんの持ち方だとうまくかけないんだよね。”  ひとつ前に書いた文字が見えないのは致命的なんだけどなあ。  本人がいけないと思わないとだめなんだろうね。 それまで待てるかが問題。


なんだかなあ

 夜が明けて日中になると ハイな気分は飛んでしまった。 ブログなんかよせばよかった。 うー もー 書いちゃったし。 始めるまでは いろいろ 書きたいことがあったが いざ書いてみると難しい。 息子の勉強と行動をたんたんと記録すればいいだけだが なかなかじれったい。 なんか 早く戦いのゴングが鳴らないものだろうかと 準備もできてないのにね。 文章書いていくのも疲れる。 時間がかかる。 今 家族がいないから余裕があるけど 普段できるだろうか。 子供二人を風呂にいれるのもいまだに私の役目だし 金魚のえさやりと 週1回の水槽の掃除も私。 トイレ掃除も私。 週2回イトーヨーカドーに妖怪ウオッチのゲームに連れて行くのもこちらの仕事。 そして本来の仕事と夜の研修会とかもあるし。 子供の勉強は1-2時間は監督も。 見てないとすぐに寝るしね。 考えさせても今は無理なので5分悩んだら説明にいく。 最近 いい兆候なのは ちょっと待ってと私を遮ぎるときがある。 たまにだけどね。 考えたくなってきたのかなあ。

 えーと ブログを毎日のように書いている方は本当に偉大だと思う。 他のブログに夢中になっては自分のを作成する時間がなくなるのだが。 桜井氏のは おもしろい。 問題付なので 自力で解いてますます時間がとられる。 本も感動的だったが ブログもいい。 中卒でこの文章はふつうなら書けない。 中学受験 の勉強が化けさせたのだろう。 実際、 入試の国語の題材なんて大学生が読むレベルだし。 算数は究極の脳トレ。 錆びついた大卒の頭なんて目じゃないってとこか。 

  わが子は 整数、分数、少数の計算はなんとかスムーズにいくようになった。 割る数が少数の余りの出し方が今一つ難ありだが。 こんなの入試にはでない。 実社会でもね。
 少数のひっ算は丁寧に位をそろえて書いていく。 それだけ。 ただの整数計算に点をつけるだけ。 掛け算は小数点以下の数だけずらすだけ。 右か左か覚えず 概算して方向を確認すれば間違わない。 割り算は割る数が整数なら簡単。 割る数に点がある場合は少数以下の数だけ右にずらして整数にして割られる方も同じだけずらす。 問題の指示通りの桁まで計算して余りを出す。 元の点を上からおろせばよい。 こういうのは教えた直後はできるけど すぐに忘れる。 定期的にしないとね。
 教えていて空しいのは 割り算のひっ算は 覚えてもほとんど使わないことだ。 とりあえず 分数にして計算しないとダメな問題が増えてくる。 なのになんで盛んに教えるのか。 長い計算問題だと 最後にまとめて この複合体を ばっさばっさと約分んしたりまとめたりして簡単になることが多い。 でも 子供はすぐに掛け算割り算を途中でしようとする。  さんざんひっ算の訓練をしてきたのに なるべくひっ算するなとストップをかける。 なんだかなあ。 ここまではいい。
 今手こずっているのは 虫食い算というか 方程式だ。 10-8=□ が普通の問題。 これが 10-□=2だと。 ちょっと面食らうが大丈夫。 でも線分図を書けば一発なのだが書こうとしない。  
じゃあ 両辺から2を引いて   10-□-2=2-2=0
そして□を両辺に足せば      8-□+□=□   

 だから             8=□  
反対にして            □=8

なんだと 説明しても理解不能。 やさしく代数を説明できたつもりでこちらは得意げなのだが 相手の顔は納得していない。 
 反射的に 2と答えるだけ。 このしくみが 分からないと

      60+□=66
を    60+{(10-□x3)+2}x2=66

とすると手も足もでない。

これも 方程式なんか知らなくても鋭い小1なら解けるんだろうけどわが子はダメみたい。 力技の計算はできても工夫したりひねり技ができない。 待つしかない。 もう声を荒げるのはやめよう。

 四谷大塚に受けにきた新3年生は30人くらいだったそうだ。 通いの定員は15人だから2倍か。 入塾テストを兼ねるが行く気はない。 どうしてもと本人が云ったら考えるが 早すぎるよねえ。 もうちょっと考えるようになってからでないと無駄なような。 通学に時間かかるし親の負担が大きい。 早起きして母親と一緒に行った。 吾輩は寝ていた。 終わったときスカッとした顔をしていたそうだ。 ”分かんない問題3つあったけど あとはできたかな。” ということだった。 国語は? ”文が長すぎ。” 試験を待っているお母さん方に 塾の先生からあった お話では 問題に線を引いたり丸で囲んだりしない子はまずいそうだ。 わが子のは 真っ新で 問題は新品同様だった。 丸とか書いていいんだよー。 ”書いちゃいけないと思って。”  おまえ この4ケタの足し算をひっ算しなかったの?  ”暗算でなんとか”  

1週間後に答案を取りに行った。 算数は900人中半分よりは上。 国語なんか下から数えた方が早い。 はー。 こんなものなのか。 やってるのは計算だけだしね。 がっくりきたが顔には出さず やったじゃんと 褒めてやる。 で問題を見たのであるが 魔法陣の問題。 横から縦から斜めでも足し算が同じになる数の配列を考えさせる問題。 一つ目は大人なら簡単だが 二つ目は 20分かかってしまった。 ある程度絞ったら あとは 力技のトライ&エラー これを5%の子供が正解している。 本当かよ。 栴檀の双葉がかなりいるってわけだね。 やはり通塾してる子なんだろうね。 家にいる子はこんなの解かないよ。 計算は 暗算で全問正解。 これだけで良しとしよう。 敵は手ごわい。 国語はまだいいでしょう。 先は長い。

小3への道のり②

  夜は長いので まだ続けます。   今 書いとかないと忘れちゃう。 日記なんて書かないし。  不思議なんですけど、 紙を前にペンを持つとまったく書けないのはなぜでしょうか。 ミクシーをしてたころ 友人が 公開するのは恥ずかしいので 俺はワードに書いてるんだ。 これも 私はだめ。 ちょっと緊張感がないと。  ミクシーは下書きがなかったので不満だった。 muragonは下書きができて便利だが やっぱり使わない。 一発勝負がいい。 キーボードのうち損じが多いが そこは ご勘弁。 見つけるたびに直しますので。 ここまで前置き。
 
 今、 勉強部屋に移って書いてます。 何を使ったのか今までの教材をリストアップ。  
ひたすら計算問題をやりました。 ちょっとこちらが スケベ根性だして考えたりする問題を出すとまったく適当な式と答えが出てきて。 爆発。

<なんで 式を書かないんだ>
”なんとなく 答えが出た。”
< そのなんとなくを頭でどうやって計算したんだよ。 それを書かないと得点できないんだよ。>
” ・・・・・・・・ 。”
<確かに 10-=8は 瞬間的にわかるだろうけど 10-8を計算したんだろう。 でもなぜ 10+8じゃないのか説明できないとだめだろ!! なぜ 引かれる数は足して求めるのに引く数は引くんだ?   わかるか?!>
”  ・・・・・・  ”
<だからさあ 何回もいってるだろう。 10の分だけ適当に線をピッ引いて 適当にちょっと端からジャンプしたら 残りが8だったんだろ。 絵をみたら引くのが一目瞭然じゃん。  □ー8=2
なら 適当に線を引いてそっから8かなりもどって残りが2 てわけだろ!>  ※図かけません。



算数のみ
2011 11-2012 8
                   教学研究社 毎日の10分ドリル  小1
     
2012:6:  数研出版:まなぼう!さんすう 低学年用 上 1年
         8:  同                      2年
     中経出版  ケロロ軍曹の計算ドリル 小3
         9:    学研 夏休みドリル  小1
     学研版 全科プリント  小1
     宮本算数教室の教材 賢くなるパズル 基礎編
     学研版 全科プリント 小2
2013: :    
     くもんの小学ドリル2年生
    
   8:    教学研究社 算数の復習  小2
     数研出版  まなぼう!さんすう 低学年用 上 3年
     数研出版    まなぼう!算数 中学年用上 3年 ワーク
     :    学研版 全科プリント 小3
               教学研究社 小3 算数まとめて ポイントを復習 きりとるドリル
     学研 陰山英男のテスト点が上がる練習テスト  小3
     教学出版社 全科 毎日の10分ドリル 小3
    受験研究社 小3 算数チャレンジテスト


                学研版 全科プリント 小4  
2014::     清風堂書店 陰山ドリル 上級算数 小学4年
       旺文社ノ総復習ドリル国語と算数 小4
       学研 陰山英男のテスト点が上がる練習テスト 小4
    全国標準テスト 小4計算問題
    全国標準テスト 小5計算問題
    全国標準テスト 小4算数
    陰山メソッド 3年生の国算社理 たったこれだけプリント
    陰山メソッド 4年生の国算社理 たったこれだけプリント
              学研 夏休みドリル 小6  ※ 分数のみ
    受験研究社 全国標準テスト 小4 算数文章題
  :12:  新興出版社6年の計算 ドリルの王様
2015:  :   旺文社 中学入試 でる順算数計算900    ※ 整数と分数のみ
    文理 中学入試をめざす トップクラス問題集 算数 小3  ※ 一部のみ 
 
こうやって書き上げてみると 結構父子でがんばってるとも思う。  一冊に決めて何回もしたほうがいいというのはこの後の話。 計算に関しては 似てはいるけど違った問題集をどんどんする方がいい。 素振りといっしょ。
 私自身が 参考書を繰り返しやるのが苦痛だった。 確かに1回では理解できても覚えられないが もう一度読み返すことに抵抗があった。 東大首席卒業美人弁護士の本では7回繰り返し読めとある。  やっぱ できる人と勉強の仕方がちがっていたんだねえ。 大学受験時代 伊藤先生の英文法の問題集だけは10回くらい繰返したけどそれ以外は記憶にない。  
 そうかと思えば ”灘3人のご母堂” は19年分の東大の過去問を4クール解かせたというんだからすごい。 こんな スーパーな指導者がいれば 私ももう少しましな偏差値がとれたかもしれない。 ただこんな修練に耐えられたかどうか。  うーん やはり 世の中 スーパーな奴はいる。 がんばった自分をほめてあげたい?? そんなことは口が裂けても言ってはいかんのだね。  できるやつは素材のみでなく練習量も凡人よりはるかに多く そして優秀なマネージャー兼コーチがいるということだ。 なんでもチーム。 個人競技のアスリートも 医療も 歌手も 俳優も できる奴はみなチームだ。 一人で努力するなんていうのは今の時代自殺行為なんだ。 中学受験も親が介入は当然なのである。 優秀な奴は 能力、塾、父兄、環境すべてにおいて優位に立っている。  ちょっとがんばっただけの田舎もんに勝ち目はない。 やはりパワーの源は競争心か。 カミソリではなく鉈のような切れ味とパワーが必要なんだね。  
 と またランボーの世界に行ってしまった。 ランボー2は何回観てもあきない。
とにかく 息子の場合 考える力というか粘りがない。 早くランボーになってくれ。  何をきいても ”分かんない。” この脳みそに皺がない状態はいつまで。 つるつるの淡白さはいつ改善されるのか。 気長に待つしかない。 いずれ見切るか こちらが不要とされるか いずれ介入を中止する瞬間は来る。 でも今はそのときではない。 待つだけではこちらが持たない。  刺激が必要でしょう。  とういことで 先日四谷大塚の試験を受けさせてみたのであるが、、、。 
 つづく