中学受験親父メモ2

2023中学受験

梅干

 例年、 この時期は梅干し作業がある。 不思議と土用の7月末は晴れる日が続く。 体力が落ちてきてるので一苦労。 干す台の設定から梅をざるに盛る作業が結構しんどかった。 作業しているとすぐ汗だくになって蚊がたくさん寄ってくる。 今年は梅が多かった。 ざる20個くらい。 これを1日一回梅をひっくり返さないといけない。 照りつける日の光で表面をまんべんなく焼くためだ。 取り出した梅はまだ青い。 こんがり茶色に焼かないとうまそうにならない。 
 1週間前見たら重石が足りないのか水が上がりが不十分だった。 にじみ出た梅汁が不十分だと空気に触れてカビが生えやすくなるらしい。 3つくらいの樽で部分的に白いカビがびっしり生えていた。 今年は合間にチェックがおろそかになった。 子供の勉強の付き添いがあるからね。
 でも昨日、すべてあけたら 結局3つのみカビがついていたがあとはきれいに済んだ梅汁が上がりいい具合。 ひとつのみ全体にカビが広がってしまっているのですべて廃棄。 2つはカビのついたものだけ除去してOK. 


 夏休みに入り毎日3時間算数の勉強。 数検終了したが小6の教科書準拠問題集を継続。 パズル、推理問題はこっちが退屈なのでパス。 やっぱり あんまり考えさせる問題より素直に読み書きそろばんがよい。 論理的な問題はなかなか理解してもらえない。 
他のブログとかを見てもそうらしい。 かなり優秀な親御さんと見受けられる方の子供たちもみんな同じような。 成長過程において爬虫類の時期があるのだと思う。 少しずつ論理的な問題を出し様子を見るだけで 普段はルールを徹底的に覚えるほうがいい。 小さいうちは頭を酷使しないほうがいい。 じゃあ何もしないほうがいいのかというとちょっと違う。 英才教育の難しいところ。 音声や芸事に関しては幼児から開始したほうがいいのだろうけどね。 英語も小学校低学年で英検2級とかしている子もいるがうちはそれはしない。 別に国際的芸能人とかアナウンサーにする気はない。 語学優先になると理数系がおろそかになるような気がする。 理数系を伸ばしたいのなら母国語のみで中学くらいまで論理的訓練をしたほうがいい。 バイリンガルに優秀な学者は少ない。 少なくとも 今の日本では。 話し下手なくらいがちょうどいい。 馬鹿なやつほど口は達者だ。 床屋のオヤジは何でも知ってるように話すが実は何も知らない。 詳しいところはまったく学ばず噂話をしているに過ぎない。 語学上手は結局 そうなる。  
 母国語人と同じくらい流暢に話せたらという気持ちは理解できる。 20年以上も英語を学んできたのにアメリカ人に話しかけられてドギマギしてしまうのは確かに情けない。 でも どんなに流暢に話しても内容が伴わなければ誰も耳を傾けない。 高次脳機能障害者と同じ扱いだ。 逆に かつて 留学時代、 アメリカの大学教授はどんなにへたな英語でも研究について話すときは熱心に耳をかたむけてくれたものだ。 あの真剣なまなざしが忘れられない。 


 教育というものはおもしろいもので やっぱり親の考え方、方針が強く子供に反映される。 野球が一番と思うお父さんの息子は毎日野球優先になるしボクシングが好きなら子供もボクサーに。 歌舞伎や芸事を専門としていれば子供もさせられる。 作家の子供はやはり物書きを目指す。 我が家は理数系に進んでほしい。 法学部を出て役人とか弁護士会計士になる方が優遇はされるのであるが父親として魅力を感じていないのでそっち方面に関しては一切アドバイスできない。 この国で理数系が優遇されていなくても そっちがいい。 辛いものを甘いともすっぱいとも表現できてしまう法律や文学は扱いにくいからだ。

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