中学受験親父メモ2

2023中学受験

W大学見学

 今日はいい天気だった。 午後2時、 一番暑い時刻に 父子は有名私大にいた。 生まれて初めてこの大学の構内を歩いた。 こじんまりとした銀杏並木がいい雰囲気だった。  あの いつも写真に載っている講堂を見た。大熊重信像の背後から見る遠近画法がすばらしい。 息子を立たせて写真を撮った。 


 なぜそんな所にいるかって? 今日はですね、 数検を受けてきました。 私は付き添いです。 4月ころ過去問を解かせたら7割くらい解けたので応募してみたという次第。 その後サピに入ってしまったので先取りのスピードは大幅にダウン。 公文とサピの宿題で父親の出番は減っていたのですが 基礎計算くらいは母親でいいのですがその先はやっぱり無理みたい。 脇で見ていると間違いを指摘していたぶっているように見える。 どうもまじめでキッチリやりすぎるんだよね。 きびしく、ゆるくのリズムが必要なのに 飴とムチと息抜きのうち後半の2つがまったくない。 オヤジの激しい叱咤のかわりにネチネチやっている。 人のを見ると自分の指導法のまずい点も分かってきます。 


 4つの塾のテストを受けさせて来ましたが3年生では 判じ物が多すぎの傾向です。 とくにサピの問題は強烈。 7月の組み分けテストはすごい。 問題文がA3で2ページにも及ぶ積み木の問題。 大問3は読むだけでもいやになる。 私の配偶者は3分だけ挑戦して投げていました。 さらに次の問題は 5人がいて0から9までの数字で2個ずつ持っていて推理させる問題。何じゃこりゃーという問題。 他社もおんなじ。 四谷大塚の全国模試もへんてこだった。 頭の体操にはなるけどなんだかなあ。 できなくてもいいんじゃね? ってか。  
 このさい順位は気にしないようにクラス落ちも気にする必要なし。 父親としてはオーソドックスな問題がいいと思い塾の成績は追わないことにしました。 今は計算と素直な問題をやろう。 


 何度説明してもまったくできない、 何度こうやれと言っても言うことを聞かない。 そういう時期なんだということなのではと思えてきた。 小3前後は。 もちろん 模試で上位に食いこむ子はこのレベルを乗り越えたスーパーマンか早熟のタイプなのだろう。 スーパーマンはそんなにいないと思う。 多くは早熟なだけで恐れることはない。 脳みそが育つまではじっと我慢の子、いや我慢の親でいるしかない。


 で、 どうするか。 数検がいいと思った。 大人から見ると 算数検定はやさしい。 過去問のほかに ドリルで似たような問題の練習もした。 復習シリーズの薄い問題集も役に立つ。 10日間で小5、小6を駆け足で演習。 割合、速さ、表の分析など不十分ではあるが一通り終えた。 今までは計算問題しか歯がたたなかったが やさしい文章題、図形の問題に粘れるようになってきた。 ちょっと具合がいい。 

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