中学受験親父メモ2

2023中学受験

組み分けテスト2021-3

 今日は昼から試験。 レベルは高いがリズムに乗って勉強を進めているのだが ちょっと進歩したかなと親は思う。 でも 違うんだな。 今日は実力試験。 塾が4年生でやってきた(学校のじゃないよ)範囲1年分の応用問題がたくさん出て子供たちを打ちのめす。 たぶん メタメタだろう。 入塾した時と同じで点数は伸びない。 1か月も通ってなぜなんだあと親は狂う。 しかし塾は容赦ない。 今はこういう状態なんですよと現実を突きつける。 通わないと明日はないよと。  あんまりかわいそうだから習った範囲のテストもしてあげましょう、でもクラスの上下には影響しませんけどねと これもきつい。 あくまでも実力でクラス分けをする。 うーん 冷たいようだがごもっとも。 できれば文句はない。 習ったことをする定期試験なんて実力じゃなく瞬間の努力と暗記状態だけが反映されている。


以下 書き連ねただけ。 飛ばして。 


(ボケたら何も伝えられないので今書いてるだけ。  息子たちが あとで読み返すかどうか。)


勉強してても成績につながらない。 なぜか。 試験は点取りゲームということに気づいていないから。  覚えてない理解してないは論外。 机の前では結構できる。 日ごろの確認テストではいい点数。 なのに、、、。 塾の 入試問題の形式が細工されてるからなのである。 一筋縄ではいかない。 筑駒の社会の問題を見たら気絶する。 B4でびっしり10枚以上の文章がある。 渋幕の問題も正誤問題を2つ組み合わせてあらばせるというやり方とか 面倒なものが多い 海城はやたらと長い記述を書かせる。 県立も社会か国語かわからないような小論文クラスの字数を書かせたりする。( 公務員の昇級試験かあ?) 文章を書く力なんか12歳でそんなに必要か、国語以外で。(いつも疑問)


 昨日4年前の過去問のコピーを解かせてみたが ひどい。 理社は点数がつかない。 採点してて一つも正答が出てこない。 はー ないんだね力が この時期。 この塾の問題の内容じゃなくて問い方が難解なのだ。 大人でもイライラさせられる。 馬鹿か。 社会科教師ー。 暗記科目といわれるのが嫌でわざとひねって聞いてきている。 前のページの図のことを訊いてきたり <(A)の向かい合った県にある有名な庭園で 正しいのはどれか>  (A)は 愛媛と香川の合体した県のシルエットの中の点である。 これどう見ても愛媛に見えるのだが実は合体なので香川で その向かいは岡山 そして後楽園が ひらめかないといけない。 岡山の図はどこにもない。 視覚で人は騙される。 早とちり判定幾かおまえは。 社会よ死ね。
 と吠えてみても始まらない。 現実は こういう問題を解く子を求めている。(関西がうらやましいー) 上の子はこの問題で50点超えていた。 なんてできないんだと当時詰ったが 違った、 偉かったんだ。 今回標準以下の子で分かった。 普通の子だとこの問題は20点もとれない。  社会は 知識だけ詰め込んで 点数は気にしないようにしよう。 本来の力と違うものがないと点数はのびない。 今は耐えるしかない。
 雨温図も意地悪だよなあ。 典型的な新潟の図ではなく秋田のを選ばせるようにしている。 一番寒いのが北海道だろうから 答えは2番目に寒いこいつだーと子供は選べない。 この問題も九鼠。 


理科も同じく難しい。 ちょっと常識で考えれば簡単なのだが 問題を解くとき その耳知識やトリビアが出てこない。 日本列島の衛星写真を時系列で並べよというのが 分らない。 曇って西から東に動いていくよね。 明日の天気を占うときに夕焼けで分かるのはなぜ? 西の天気が未来図なのだって日々経験してる。 その理由は何? XX風といいますがXXは何ですか? 漢字で答えよ。 二重にしている。 西風やへんせいでは正解にならない。 偏西と書けないとだめ。 苗には無理。  


算数 ボリュームたっぷり。  絶対零点にしない仕組みになっていて1⃣は易しい計算と単位の変換。 (うちは 変換ができない)
2⃣3⃣は 1行問題 軽い軽いここは 取りこぼしなしよ(うちはしてる) 
4⃣からいよいよ本番。 4⃣から7⃣まで8分ずつ時間を割り振れ。やめていいか3つあるが 最後は捨てていい。 場合分けして かなり苦労する。 6⃣7⃣は場合分けが必要で小問1,2がヒントで 3が恐ろしく手間がかかる。 これを料理するにはかなりの熟練が必要。 今のうちでは無理。 しかし 小問1は絶対取らないとダメ。 長い文章の指示に従えば ほとんど答えが出る。
 4⃣5⃣が解ければ平均点確保。 ここは確実にいかないとね。 
6⃣ この問題が勝負。 しっかり時間をかけて解く。 苦手分野なら まず7⃣をしてもいいかも。 普通の子は6⃣か7⃣かどちらかで勝負。 片方は捨てる。 片方が長文ならもう読まない。 20点はあきらめる。
 小問1と2で規則性や原理を推定して最後まで仕留めたいと思わせないとね。 日ごろから算数の面白さ 答えに行くまでの快感を味わす指導が必要。 うちは 間違えて悔し泣きしてる状態。 まだ算数の面白さに目覚めていない。 
4⃣5⃣は 塾に通っていればできるようになるんだろうけど6⃣と7⃣はそうはいかない。 これを乗り越えるために親はどうしたらいいのか。
 教えないと動かない。 教えすぎると育たない。 あーどうする。


1⃣-3⃣まで10分 遅くとも15分で処理する。 検算はその場で5秒。 穴埋めなら端数は捨てて 1か10か 答えに近い簡単な数字を代入して再計算 近い値が=右となったらOK これも 10秒以内できる。 一行問題は 最後に 問題が求めているのは 亀? 鶴? 両方の数?  最初の?今の? と確認。  何度も強調するがいつも途中で出た数を答えにしてしまう。 単位をつけて式を計算するな。 字が汚いと数字と間違える。 だめよ。
といっても 10cmと書いて100として計算している。 あーあだ。 
周りの長さを訊いてるのに面積出してることもいまだに多い。 半径x2 と半径×半径も似てるんだね、 子供には。 面積面積と聞いてきて 突然周りの長さを訊いてくる。 テニスのフェイントかよ。 スポーツなんだね 試験問題も。


算数の課題は山積み。 一度やっても 覚えていない。 去年の夏にヨッチャンの予習シリーズで数と図形と文章題は一通りやったのだが まったく忘れていて解けない。 これもう遣ったじゃあーん。 夏も冬も。 親は教育者にはなれないんだな。 お前脳みそついてんのかよと 言わなくてもいいことをついつぶやいてしまう。 普段は抑えているのに 理由について説明し終わったところで その訳はと聞いてくる。 だから 今それを話してたんだろ。 子供の特徴かもしれない。  そういえば 自分も 人から説明受けてて じゃあ xxは何でといってしまった経験はたまにあった。 大人になってからもね。 疑問にも思っていなかったことを説明されていて なるほどおもしろい。 で それはなぜとなるのだ。 興味がわくと改めてなぜ?となる。 だからこれは異常なのではない。 だが 子どもには この現象が多すぎるので だからさあーと親は言ってしまうのだ。 
 こう考えると 説明した直後に なぜと聞かれたら 子供は興味を持ったわけだから 喜ばないといけない。 だからさあーではなく おもしろいだろ、だからねこれはxxxxだからなんだよ、分かる? 何? ・・・。 もう一度言うね。 という風に笑顔©でいきましょう。


現在の課題


1 計算の訓練と その工夫の訓練。
2 問題の数字を丸で囲む。 そして 固有名詞と数字を出てきた順にノートに書きだす。
3 図を描く。 一度で気の利いたものにならなくていい。 寸法間違えたらもう一回書き直す。 多くは線分図 下に割合 上に実測値 左に固有名詞、 右端に備考。 線は1本で間に合わないなら2本。 間をあけて。 
4 面積図は慣れてくるまでは封印。  平均の時は別。
5 還元算(穴あき算)で 方程式的手順を部分的に取り入れる。 例えば÷n とくにnが分数の場合 逆数にすると間違えやすい。 もう一度逆数をかけないといけないからだ。 そうじゃなくて いきなり右辺xnとしてしまうのだ。 すると÷nは消せる。 このテクニックが重要。 


引き算でも テクニックが必要。 10-8⃣=2  8を求めるには 10-2だ。   方程式的に 10-2=8⃣とやれなくもないが また左右ひっくり返すのが面倒。 小学校では 先の方法を使った方がいい。 長文の計算でもこの”文法”が生きる。
(¥¥¥xgggg-hhhh)÷ddd- あxbx(-jjj)=KK
のとき 反射的に
あxbx(□-jjj)=(¥¥¥xgggg-hhhh)÷dddーKK
とおける。 あとは あxbの逆数を右辺にかけてjjjを右に持っていくだけ。


6 植木算を完全制覇。  ループ(池)はしばらく無視。
 直線の場合 木の数=間+1
       全距離=間の距離x間の数
         =間の距離x(木の数ー1)
 ※ 両端が壁か別の木の場合は 木の数ー2=間ー1  その時考える
   同じようにループなら頭とケツがくっつくので木の数=間+1-1=間 だ。



 リボン:  全長=1本の長さ x 本数   (以後 一本長:1本の長さ)


 張り合わせ: 全長=1本長x本数ーのりしろx(本数ー1)  /・・・・Ⓐ
          =(1本長ーのりしろ)x本数+のりしろ
      張り合わせ いつも大変 のりしろを カッコで引いて 後で足すんだ。 
                  のりしろは カッコで引いて あとで足せ。
(どちらかを3回唱える)


隙間をあけてタイル張り:
        全長=1本長x枚数 + 隙間長X(枚数ー1) ・・・間は1引く
          =(1本長+隙間長)x枚数ー隙間長
      隙間張り かっこで足して 後で引け  (ご一緒に 3回
あるいは
      隙間張り のりしろ野郎の逆をしろ    (はいご一緒に)


のりしろを1cmとして たて7よこ5cmの長方形を張り合わせてできる最小の正方形は一辺何センチか 全部の必要枚数は?
のりしろが0なら
 7m=5n
1cmなので
(7-1)m+1=(5-1)n+1
6と4の最小公倍数ー1を求めればいい。 すなわち25cm
 枚数は 24/4 x 24/6= 24枚


20と15cmのタイル 隙間が10cm 
(20+10)mー10 =(15+10)nー10 
30と25の最小公倍数= 5X6X5=150 cm
よって 140cm   枚数は6x5=30枚


国語は どうしようもない。  気をとりなおして分析。 (4年前の問題)
 1⃣2⃣は漢字と慣用句 5分で
3⃣ 説明文  これふつうに大人向けの本。 ミツバチの話。
(3) 二つあるの 二つ目は何か? これ ここで訊くかあ? 一つ目はといって 長々と説明、 そして その前に2つ言っておきたいことがあると挿入部分あり 50行あとにやっと もう一つとある そして 抜き出すのではなく それに近い説明を選ばせるというウルトラ級の問題。 これで止まるわ 普通の子は。 じりじりしてル間に時間は過ぎていく。 これは後にしろ。 (こうできない子は点数とれない。 できる子は ない、ない、とどんどん空中を飛びながら 50行先をあっという間にみつけるんだろうが)
 選択問題をみたら 必ずそのあたりの本文を見直さないとまず選べない。 ここで どこだっけえとペラペラあちこちめくっていたんではだめ。 だから 最初に読む段階で 上に 傍線番号を書いていくのだ。 これしかない。 ぜんぶじゃなくてもいい。 奇数だけとか。 そしたら位置がすぐにわかりすぐに 設問から本文に戻れる。
 線を引きながら読むか否か。 全部に必要ない 汚くなるのでかえって見づらくなる。 上の子の時はそう思ったが  やはり 引きながら読んだ方が頭に入るようだ。 国語に限らず 理科社会のテキストは線を引きながら読んだ方がいい。 薄い方がいいので 家では 黄色か黄緑、水色の色鉛筆がいい。 コピーすると消えてくれるし。
 問題を開いたら 順番に解くのではなくまず全体を見渡せ。 知識ものを最初に(10分で)片づけて  文章題を物語と説明文のうち得意な方から。 
 問題はさらっと読む。 線をひきながら。 設問の傍線番号を上に書き写す。 最初の10行で 登場人物とキーワードについてまるで囲む。
接続詞の空欄があったら しっくりするものを 脇に書いて進んでいく。 しかしとだからは反射的に書けるようにする。 反対か 違う向きならしかし 結果や事後ならだからだ。 小学校では なぜならはあまりない。 特に物語では なぜならを省略して理由が書かれることが多いから。 日本の文章では なぜならは角張ってしまうので小説家は なぜならを省く。 < それ以降彼と会うことはなかった。 彼は翌年突然亡くなってしまった。 >  ”なぜなら”とか ”から”を書かない。    物語文で 理由はなぜですかといったら 直後の文を書けば 半分以上正解である。 指示語で前を見ろ前、というのであるが。 物語で理由が先に来るはずがない。 理由が知りたくて読ませるようにしているのが作り話だ。 小説は 大なり小なり推理小説なのである。
 欧米人の会話は becauseの嵐。 文章でもnot because but because あと not only ,,,,, but (also)も多いな。 欧米人はbutが大好き。
 説明文は はっきり言えば欧米人の文章を踏まえている。 なぜなら 論文に準ずるからだ。 物語好きの日本人向けに論文内容を物語口調で書いたものと言える。 それでも欧米人仕様なので 論理的に展開するため 接続詞がふんだんに使われる。 かどばった感じになるが論文だからしかたがない。 ここが 物語好きの子供には難しく思えるらしい。 大人になると小説が苦痛で 説明文やマニュアル本はすいすい読めるのにね。 
 説明文は欧米人と同じく しかしが大好き 語調と時数で が、 だが、 だけど、 けれども だがしかし とはいいつつ それでもやっぱり とかに変化する。 しかる、而して、一方で というのもあるな。
 結論を急ぐときは しかしの後と 終わりの3行を見ればいい。 こういうと 敵もサルもの 裏をかく。 結論を言い切った後で 余韻としてどうでもいい5行くらいの風景描写風のあとがきを付け加えている。 これを結論と誤解させるように作る。 この塾は どこまでも 九鼠問題であざむく。


今すべき 4教科を学ぶためのコツを書いたつもりだったのだが  はて。

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