中学受験親父メモ2

2023中学受験

夏休み

 
夏休みといえば講習。 塾はしっかりかせぐ。 一応、元気に通い始めた。


久々の記録。 なんか書く気になれなかった。 小4から頑張ってきたが(親の方が)本人の学力はまったく上がらない。 どうも普通の子と比べ脳みその作りが違うようだ。 1度か2度言ったら普通なら覚えると思っていたが どうも違うらしい。それができる子は優秀らしい。 自分がそうなのでわからなかったが 何度やっても覚えられないという人間がいるらしい。 それがわが子だったとは。 この子をどういう風に引き上げようか。 桜井氏の本と同じ状況である。 あちらは5年生まで何もしていなかった。 に対し こちらは1年以上準備してきたのにそれ以上にしんどい。 親の忍耐と根性が試される。 もう中学受験はあきらめようかという誘惑にも負けそうである。 あれほど公立はいやだと言っていた妻も最悪のことを覚悟してくれている。 気を取り直して記録していこう。


現在の状態。 算数は真ん中 3000番台で偏差値50ちょっと。 あとの3教科は尻から数えた方がはやい。 偏差値なんかないに等しい。 半年頑張ってきたが週一回復習するのが精いっぱいで教材が重過ぎ。 絞ってやれと言ってもね、記憶細胞がほとんどないボクチンでは無理。 理社なんか半分もできない。 上の子でも思ったがあんまり教材がよろしくない。 自由自在読んでた方がいいんじゃないのと思う。 でも 塾に通ってて別のことできない。 悩む。 国語はもう宇宙人。 テストで記述は全く書けないし選択問題もあたらない。 指示語もほとんど外す。 できるのは漢字だけ。 それも字が汚いかとめはね不十分で減点。 まあ 要するに点数がない状況。 これでよく日本語しゃべってると思う。 小4のドリルくらいだと8割とるが 塾のではほぼゼロ。 この乖離をどうしたら埋めることができるのか。
 得意の算数にしても 簡単な計算ミスもするし みかん聞かれてるのにリンゴの数を答えたり 問題の意味が分からず解けない。 最後の難問はもちろん解けない。 うーどうしたものか。 山本五十六の気分で明日から頑張ろう。

下の子

 長男は 頑張った。 幼稚園から積極的に先取をしたが やり過ぎたかという反省から 下の子には厳しくしなかった。 小3までは相方の指導に任せていた。 幼稚園児まがいの年齢を指導するのは男には無理がある。 4年から少しづつ介入。 3年の初夏からYOの平日クラスに通わせてみたが効果出ず。 土曜テストクラスだけにした。 毎週恐ろしい点数をとってくる。 夏休みから父親による算数特訓開始。 予習シリーズで小4終わらせ小5の2,3をしたところで中休み。 SH学園の模試で算数だけは80点取れるようにはなったが 他の教科はまるでだめ。 理社を教える気にならない。 でもそろそろ始めないとだめかと思い 通塾を考えた。 YOはなんか駅から繁華街をぬけないといけないのと 車で送り迎えがしづらいのでやめた。 ちょうどそのころ電話で勧誘されたので 一念発起して都内の塾にした。いじめっ子もいない。 本人も楽しく充実していたが 送り迎えが電車で片道2時間。 母親が行ってくれれば問題ないが この日はだめ、 明日はアンタが行ってと要望が増え じじいにはこたえる。 授業前の復習テストが理社は本当によかった。 理社を始めたからか算数の時間が減り算数ができなくなっていった。 算数のテキストは悪くはないが単純。 公開模試で80点取れていたのが 50点60点となった。 理社の量が多く 国語もあるので大変。 底辺のクラスで動かず。 そこにコロナ。都内にいくリスクが増大した。 妻は せっかく本人がなれたのだから続けようというが 半年通って算数がかえってできなくなるようでは効果なしと点塾を決断。 無理かなあと思ったSP塾の入塾試験で通塾基準をクリア。 面倒見が悪くどうかとも思ったが 近いことはありがたい。 エリート塾なので 底辺のお客さん確定だが まあ頑張ろうと。 上の子の時は小6の夏まで十分と思った。 この子もその時考えう。 


 上の子の時は最悪と思われた算数のテキストが下の子にとっては非常に合っている。 基本の手筋の問題が全範囲あり そのあと4段階の問題が並んでいて最後に入試問題思考問題。 先週の復習問題も同じ冊子になった。 基本手筋以外は表裏同じ問題が並んでいて できなかったらもう一回挑戦できる。 親がわざわざコピーしなくていい。 今のところ結果は出ていないが着実に力はついていると思う。


 理社はおそろしく量が多い。 子供だけでは無理。 絶対親が手伝うしかない。 この塾の嫌なとこはとにかく親がお世話しないとやっていけないということだ。 分冊のテキストの整理はなかなか容量を得ない。 意欲も工夫もないできの悪い子供には一人では無理。 世界大戦じゃないが 受験は 今家族の総力戦の時代だ。 塾任せで通らない。 一応WとかNZは親の介入不要ということだが 近所にない。 
 Whaあることはあるのだが 合格事績がこの地区ではよろしくないと相方が難色を示した。 なんだろう
 まあ塾なんてどこも同じなんだろう。 近いのが一番だと。 近くといっても往復1時間はかかる。 都内とあんまり変わらないのだが。 小5は近く優先。

ひとり

子供たちが両方とも塾に行ってしまい、 下の子に妻が伴うのでひとりである。 庭で作業でもしようと思っていたが仕事の後パソコンを見ていたら暗くなってしまった。 なので執筆作業というわけだ。 以下メモ。 


 春休みが終わり新学年。 上は中3 英語が伸び悩んでいる。 単語とか英作例文とかかなり学校でも塾でもやらされているのに できない。 音読しない。 ヒアリングしない。 そして本文の写経と和訳をしない。 学校からきつく言われているし二親もいうのだがいうことを聞かない。 関係代名詞とか終わったはずなのに 中2レベルで書かれた英文が読めない。 分からない単語があるとストップ。 文の構造も正確にとらえていない。 名刺に後ろからかかる動名詞がだめ 過去分詞が後ろからくっつくのもだめ。 関係代名詞も文法授業ではできるのに 長文の中で処理できない。 コツをいくらいっても分かってくれない。 1冊うすい参考書をやれと中2の始めから言ってきたが動かない。 怒ってもおだててもだめ。 本当に英語があぶない。 やれといったことを一つもやらないのだからだめに決まっている。 わが子ながら こいつ本当にやる気あるのかと疑いたくなる。 相方の遺伝子のせいだろうが なんとかならないものだろうか。 自分も中3の終わりに読解力が弱いことに気づいた。 高校入試は優しい文章だから問題にならなかったが 有名私立レベルのは分からなかったかもしれない。 高校に入り副読本の長文には衝撃を受けた。 まったく英語ができなくなってしまった。 今の息子と同じなのだろうか。 頑張て高2からZ会を始めたが10日ごとに答案を作ることはできなかった。 白い添削問題が積みあがった。 定期試験は習ったところなのでクリアしたが 模擬試験などの実力試験がいけない。 単語も分からないのが多いし 文も長い。 できない。 学校では分からない単語が出てくると辞書ばかり引かされていた。 副読本の英語は難しく巻末に注釈があるのだが 聖書の引用とか その時代の他の作品や社会情勢が分からないとまったく表現の工夫が読み取れなかった。 こんなの無理。 格調の高い名文にこういうのが多く英語アレルギーとなった。


 その前の段階で息子はもがいている。 どうしてあげたらいいのか。 
単語試験で覚えていた単語が 文章の中で出てきても思い出せない。 単語試験直前だけの記憶なのだ。 試験が終われば忘れる。 学校は繰り返しテストする さすがに覚えるが 単語試験では一つしか意味を覚えない。 文章では派生した微妙にちがった意味やまったく別の意味だったりして訳が分からなくなる。 知らない単語は何一つないのに2行の英文が訳せない。 (大人でも外国人にはヤフーやツイッターの文章で原文をスイスイ読み切ることはきついからね。)
 とにかく何かをしなければならない。 教えてもだなんだなというのが 最近分かってきた。 本人がしがみつく気力がないとどうしようもない。 水辺に連れて行っても本人が水を飲む気にならなければ死ぬしかない。 点滴なんかしても無駄。 どうしたら野心がでてくるのか。 
 自分は私立の附属だったがエスカレーターで行くことを良しとせず 受験をして大学に進む決意をした。 それは 入学してすぐ。 その学校にはないじめないと感じたからだ. 大学受験はないということで 周りはのんびり。 だは定期試験はみな頑張る。 推薦で行ける学部が分かれるからね。 でも大学受験じゃないから教師のやった授業の範囲だけ必死に頑張る。 私にとっては興味の湧かない(はっきり言ってくだらない)分野が多かった。  腹が立ったのは教科書で教えるのであって教科書を教える必要はないといって ほとんどの科目で教科書の半分も終わらなかった。 がぜん 頑張る しかない。 研究者の英語受験雑誌(当時あった)とかZ会に挑戦し 山崎の英文解釈とか数学赤チャート、数研出版オリジナル、旺文社の傾向と対策とかを読んだ。 習わない数学の問題を解き進めるのはかなりきつかった。 まず読んで理解する。 これだけで時間がかかる ほんの底にラインを引いていき進むにしたがってラインマーカで色付けしていった。 進むと達成感が増す。 一度読破するとかなり力にはなったがまだまだ。 でも同じ本にいたくない。 他の本の読書に行ってしまった。 これはだめで また同じ本を2度目は書写していかないとダメ。 3度目から例題を解き始めるのがいい。 4回目から方針が分かる例題は飛ばし練習問題だけやる。5度目に入るころには 普通の国立大にはほぼ合格できるレベルになっている。 ここまで一人で行くのは大変である。 筆者は結局浪人してからこのレベルになった。


 話をもどす。 とにかく 本人のやる気。 学校に頼っていてはだめだ。 どこの学校に行っても。 息子Aの方はとにかく宿題が多い。 同じレベルの演習を死ぬほどやらせる。 これがまずい。 塾に行かせないためらしいが うっとおしい。 関係ないことをやらされるのもつらいが これもつらい。 学校の合間は 一冊参考書を仕上げる時間がほしい。 もしくは 塾の教材繰り返す時間がほしい。 この学校はくれない。 いわゆる面倒見のいい学校の弊害である。 授業を否定しているわけではないが 結局 いい参考書を繰り返しやることがいいのである。 それが分かてしまった地方の公立の生徒が伸びてくる。 合格体験記やユーチューブをみれば鉄板の参考書や勉強法はすぐにわかる。 チャート式や駿台文庫 原仙の英語、大学への数学やZ会をやればだいたい帝大レベルでもいける。 繰り返しやる気力と根性だけだ。 こんな簡単なことなのに 親は悩むのである。 何考えているのだろうか。 ゲームとラインを 自制できないとなかなかどうして 難しいなあ。


 メインは中学受験だったはず。  Bのほうについて。 次回。