中学受験親父メモ2

2023中学受験

小3までの道のり①

まず 小3の現状を。 記憶のあるうちに振り返ります。 下書きなし。 ぶっつけ本番。  学校だけに任しておくと不十分な気がしたので 早くから自宅で 私が指導。 ふつう こういうのは母親がするんでしょうが うちのは全くダメ。 なんと幼稚園からトコロテンで高校の時に推薦されて大学を終えているので 受験というのをしたことがない。 トコロテンなりに教育方針はないのかと思うのですが ないようです。 一方 私は 一通り経験してきて 後悔の連続失敗の連続だったので こうありたいという 漠然とした理想がありました。 そこで中学までは 教育に関しては主導権をとろうということにしました。 
 中学受験で成功されている方々は小学校低学年では何をされていたのか。 何がいいのか。 遊ばせておいて ピアノだけさせておけばいいとは ホンまでっかに出てくる脳科学者の方は言っておられましたが。 そこでピアノの先生に何歳からがいいのですかと尋ねたら あんまり 早くてもねえ。  習い事は 6歳の6月6日くらいからでいいのよ という弁。  
 で 6歳になった息子に ピアノを習う気はないかと 訊いたら ” ないよ。”と。
重ねて <父ちゃんもね、 おばあちゃんにピアノ習わないかと言われて断ったんだけど 中学生のとき 後悔したんだ。 本当にない?>  ” ない。”  ということで
ピアノの件はなくなる。 
 そこでふつうのお勉強というしだい。 妻のすすめで 幼稚園年中から体操と水泳に通ったけど体操は 2年でやめた。 最近、水泳もやめたいとぼやき始めた。 <やめたくなったら やめていいよ> でも妻が (気分転換にもなるしもう少し続けた方がいいよ) と強権で 続けさせられている。   月曜日プールから帰ってくると ほとんどすぐに 爆睡。 朝まで起きない。 これちょっと まずいんじゃないのと思っている次第。 年中からだからもう丸4年も水泳はしている。 バタフライをしているらしい。 もう十分じゃないのか。  私なんぞは 初めてプールの水につかったのが小学校4年。 それまで 学校にはプールがなかった。 やっても今年いっぱいね。 と ついに私が宣告。 相方は不満そうである。  
 いつからひらがなを教えるのかは 幼稚園でまちまち。教えていいのか迷ったが年中の年明けから 風呂場に公文の表を貼って訓練。 半年くらいでマスターしたか。 びや3か月くらいだったか。
 ただ連呼させると子供はついてこないので あいうえおっぱい とか あいうえおならーとか いってやってたら 相方からそれはちょっとーと言われ あいうえおにぎり とか 無難な方に変更。 うちの子供はほんとうに ウン͡コ、おっぱい、おしり、ちんことか連呼することが 大好きでした。 お前もだろって? いやー さすがにこの年になるとちょっと。
 年長では小学1年の教科書を買ってきて算数と国語だけ始めて見ました。 国語はあんまりおもしろくないので却下。 お前がやってくれと 相方にパス。 算数だけにしました。 1から10までの連呼はいいのですが 8+9とか 10を超える足し算にちょっと苦戦。 でも半年くらいで終了。 小学校の2年から6年まで算数だけ教科書を購入。 順次やっていこうかと思いましたが 同じものをすると 学校の授業に新鮮味がなくなってしまうと思い 準拠版のものを書店で買いそちらで進めていきました。
 なぞなぞが このころ好きみたいで 2-3年生用のものを数冊購入。 父͡子で問題を出し合っていました。 九九は小学校1年の夏くらいに一通り終了。 ここまでは 簡単ですが 単位の変換と目盛の読み方が難しいようです。 面倒なので 全部一気に説明。 何回説明しても覚えず 絶叫していた覚えがあります。 今でもL, dL、mL  の他 長さ、面積、体積、時間の変換は苦手です。 dLなんて必要なんでしょうか。日常使いませんよね。
 5.4kg,  5kg400g,  5400g     5.4L 5L4dL, 54dL,  5400 mL   とか 延々と変換の問題がドリルに出てきます。 教える方としては つまらなく、 こんなの大きくなれば たしかに自然に覚えるよなあと  このへんで お父さんの士気は 鈍ります。 母親に任せようかと 思ったのですが (だめ)と断られてしまいました。
 小学校1年の後半から反抗期なのか 母親に教わることが嫌いになってきたようです。 確かに脇で聞いてると 本気でバトルを演じています。 ” お父さんは怖いけどさっぱりしてるからいいけど、 お母さんはうるさいんだ ” ということらしいです。 とかいって 面倒な仕事の回避のためのあちらの作戦かもしれません。 元々任せる気はないのでいいのですが。  
 教科書は3年生くらいになるとおもしろくないので小1の夏からドリルに切り替えました。 算数は3年生のところに進みましたが、 といっても 計算だけ。 国語は1年生のまま。 数字はいいけど国語は やはり漢字と語彙がある程度蓄積してこないと無理なのでなかなか先へは進めません。 国語も一年生ドリルを 開始。 (何を使ったかはあとで整理。)
 2年生あたりから文章題が出てきますが これはさっぱりだめ。 文章の意味がわからないのか 何がわからないのか。 線分図を書けといっても  ”書けない”と言い張り 
 10-7=3  これはこう書くんだといっても まったくだめ。 30回くらいチャレンジ(どっちがよ)したがだめ。 しまいに 絶叫、罵倒。 何度も妻が飛んできて もうやめてーと 絶叫。
 指南本やブログの先輩方はおっしゃる。 怒ってはだめ。 それはアンタの指導法がまちがってるのだ。 フムフム。 もう怒るのはやめよう。 すまないことをした。 何度 こう誓ったものだろうか。 そういえば 昨晩も絶叫してしまったなあ。
 
 小2にはいり少数、分数に着手。 私はせっかちなので途中でやめられない。 通分、約文 倍分??? (こんな言葉あったけかなあ)。 最小公倍数に最大公約数もなんとか 教えたつもり。


  基礎を完璧にしてから次のステップへという考え方もあるが どうなんでしょうか。 小学校低学年の場合 分からないものは絶対受け付けないというものがあるみたいで 完璧を目指していたら先に進めません。 だめならそこは飛ばして違うことをしてしまったらいいのでは。  
 ちょっと スパルタ?が伝わると 外野から声がが入ります。 
 <そんなに がんばってやっても すぐ あとで追いつかれちゃうんじゃないの>
 <今は のびのび育てたら。 どっちに似たってそんな馬鹿には育たないでしょ>
 <あんまり早くすると未知との遭遇の感動を奪うんじゃないの> 
 <そんなに熱くなって あとで恨まれて金属バットでやられない?>
 <そんなに怒ってどうすんの。 今はほめて伸ばせっていうよ、 スパルタなんてダメダメ>  ある指南本にも書かれていましたが そんなものには 全く耳を貸さなくていいそうです。 結局 親と本人が当事者なのですから。 ここで問題なのは夫婦間で微妙にずれてくることです。 何もそこまでしなくてもと言いたい気持ちを片方がぐっと飲み込むことが大切だと思います。 ”灘3人のお母様” 書かれているように子供の教育とくに受験に関してはどちらかが主導権をとり 一方は補助に徹することだと思います。 ここまでするのかと感動した一冊でした。 指南本に関しての感想は別に論じたいと思います。
 とにかく 息子の了解のもと親父の教育介入は続きます。
 
ちょっと長いのでここで区切ります。

家にひとり

  2015  03 20 
 家族は京都旅行に行った。 家には私だけが残された。 暇である。 一人で何をしていいのかもわからない。 昔なら屋外に出て畑仕事や庭いじりというところであるが 最近、 体力も落ちてきたし 野菜作りにも飽きてきた。 せっかく一人なので何かないか。
 そろそろ子供が成長し 親としてどう教育したらいいか 考える時期にきた。 数冊、父兄の受験本を読んで刺激をうけ 中学受験のブログを覗いているうちに 私も記録したいと思い立ちブログを開始することを決意した。 本当は結果が出てから xxx合格記とか 書く方が様になるのだが それまで いろいろ記録しておくことは できそうにない。 ならば 今から書いていこう。
 
 どうも慣れていないので表現が固くなってしまう。 言い切りがいいか ですますがいいか これすら迷うところ。 まあ 後から自分が振り返るための メモですから 思うままに下書きなしで綴っていいきたいと思う。



  現在、息子は小2を終え小3になるところ。 学習塾では3年生らしい。 中学受験はいつからがよいのかなあ。 自分も40年以上前に経験しているとはいえ 最近の事情はどうなのか。 5年生くらいでいいのではと思うが進学塾では小4 といっても小3の2月からが通例となっているらしい。 とすると我が家もそろそろ準備をしないといけない。 こんなふうに悩んでいるのは親父だけでして。 さてー 何から始めていきましょうか。