数日前は雷がひどかったのに　今日は暖かくていい天気だった。　本人のやる気を引き出すためというか　気分転換のために　ある中学の文化祭を訪れた。　ちょっとした小旅行だ。　大阪駅に前日泊り　朝　ＪＲで会場へ。　快速でたったの２０分だった。

　ものすごい人、人、人だ。　近所の女学生も受験予定の親子も　おじいちゃん、おばあちゃんも多かった。　行くまではちょっと気恥ずかしかったが　同じような親子を見て安心。　　校舎は新しくきれいだが　こんなに多くてはトイレ事情はちょっと厳しかった。　マナー悪い奴もいるからね。　しかたない。　体育館のはきれいだった。

　校庭の奥に汽車ポッポが走り　幼児向けもありなかなかいい。　テニスコートも　テニスシューズじゃなくても入れてこれまた幼児に受けていた。

　ネームが入ってるだけなのに文房具の購買の行列が殺人的。　せっかく遠方から来たのだからとしっかり並ぶ。　高２の保護者なのか　誇らしげな笑顔のお母さん連中が会計をさばいていた。　皆若くてきれいに見えた。　あこがれているせいもあるが、　生徒の皆さんも親切で余裕がある感じで好感が持てた。　

　地下食堂の切符売り場も長蛇の列。　テーブルは頑丈でいいのだが　椅子のスペースがせまい。　要するにテーブルを１列減らしたらスムーズに動線が保たれるのに移動が大変だった。　肉うどんは甘くて失敗だった。　息子によればラーメンはうまかったとか。　　

　Ｎｚ学園のテレビに出ていた男の子が近くをすれ違った。　おおー　思わず声が出てしまった。　
　生物部をみたいというので息子にお供をした。　カエルの解剖は人気があり人がいっぱいで息子のみ部屋に押し込んだ。　吾輩は　パフォーマンスの野外ステージを３回からながめた。　能を二人の男子が舞っていた。　
　地下食堂にて昼飯の後　物理部の小実演を見た。　液体窒素を使った簡単なものだった。　数学のところでは　懸賞問題を解いてみたが一問も分からず。　愚息は３分で眠りの世界へ。　限界なので　退散しテニスコートへ。　下の子と妻に合流し学校をあとにした。　ここの試験を受けに来るくらいの力がついたらいいねと親子で話しながら新幹線に乗った。