中学受験親父メモ2

2023中学受験

ひとり

子供たちが両方とも塾に行ってしまい、 下の子に妻が伴うのでひとりである。 庭で作業でもしようと思っていたが仕事の後パソコンを見ていたら暗くなってしまった。 なので執筆作業というわけだ。 以下メモ。 


 春休みが終わり新学年。 上は中3 英語が伸び悩んでいる。 単語とか英作例文とかかなり学校でも塾でもやらされているのに できない。 音読しない。 ヒアリングしない。 そして本文の写経と和訳をしない。 学校からきつく言われているし二親もいうのだがいうことを聞かない。 関係代名詞とか終わったはずなのに 中2レベルで書かれた英文が読めない。 分からない単語があるとストップ。 文の構造も正確にとらえていない。 名刺に後ろからかかる動名詞がだめ 過去分詞が後ろからくっつくのもだめ。 関係代名詞も文法授業ではできるのに 長文の中で処理できない。 コツをいくらいっても分かってくれない。 1冊うすい参考書をやれと中2の始めから言ってきたが動かない。 怒ってもおだててもだめ。 本当に英語があぶない。 やれといったことを一つもやらないのだからだめに決まっている。 わが子ながら こいつ本当にやる気あるのかと疑いたくなる。 相方の遺伝子のせいだろうが なんとかならないものだろうか。 自分も中3の終わりに読解力が弱いことに気づいた。 高校入試は優しい文章だから問題にならなかったが 有名私立レベルのは分からなかったかもしれない。 高校に入り副読本の長文には衝撃を受けた。 まったく英語ができなくなってしまった。 今の息子と同じなのだろうか。 頑張て高2からZ会を始めたが10日ごとに答案を作ることはできなかった。 白い添削問題が積みあがった。 定期試験は習ったところなのでクリアしたが 模擬試験などの実力試験がいけない。 単語も分からないのが多いし 文も長い。 できない。 学校では分からない単語が出てくると辞書ばかり引かされていた。 副読本の英語は難しく巻末に注釈があるのだが 聖書の引用とか その時代の他の作品や社会情勢が分からないとまったく表現の工夫が読み取れなかった。 こんなの無理。 格調の高い名文にこういうのが多く英語アレルギーとなった。


 その前の段階で息子はもがいている。 どうしてあげたらいいのか。 
単語試験で覚えていた単語が 文章の中で出てきても思い出せない。 単語試験直前だけの記憶なのだ。 試験が終われば忘れる。 学校は繰り返しテストする さすがに覚えるが 単語試験では一つしか意味を覚えない。 文章では派生した微妙にちがった意味やまったく別の意味だったりして訳が分からなくなる。 知らない単語は何一つないのに2行の英文が訳せない。 (大人でも外国人にはヤフーやツイッターの文章で原文をスイスイ読み切ることはきついからね。)
 とにかく何かをしなければならない。 教えてもだなんだなというのが 最近分かってきた。 本人がしがみつく気力がないとどうしようもない。 水辺に連れて行っても本人が水を飲む気にならなければ死ぬしかない。 点滴なんかしても無駄。 どうしたら野心がでてくるのか。 
 自分は私立の附属だったがエスカレーターで行くことを良しとせず 受験をして大学に進む決意をした。 それは 入学してすぐ。 その学校にはないじめないと感じたからだ. 大学受験はないということで 周りはのんびり。 だは定期試験はみな頑張る。 推薦で行ける学部が分かれるからね。 でも大学受験じゃないから教師のやった授業の範囲だけ必死に頑張る。 私にとっては興味の湧かない(はっきり言ってくだらない)分野が多かった。  腹が立ったのは教科書で教えるのであって教科書を教える必要はないといって ほとんどの科目で教科書の半分も終わらなかった。 がぜん 頑張る しかない。 研究者の英語受験雑誌(当時あった)とかZ会に挑戦し 山崎の英文解釈とか数学赤チャート、数研出版オリジナル、旺文社の傾向と対策とかを読んだ。 習わない数学の問題を解き進めるのはかなりきつかった。 まず読んで理解する。 これだけで時間がかかる ほんの底にラインを引いていき進むにしたがってラインマーカで色付けしていった。 進むと達成感が増す。 一度読破するとかなり力にはなったがまだまだ。 でも同じ本にいたくない。 他の本の読書に行ってしまった。 これはだめで また同じ本を2度目は書写していかないとダメ。 3度目から例題を解き始めるのがいい。 4回目から方針が分かる例題は飛ばし練習問題だけやる。5度目に入るころには 普通の国立大にはほぼ合格できるレベルになっている。 ここまで一人で行くのは大変である。 筆者は結局浪人してからこのレベルになった。


 話をもどす。 とにかく 本人のやる気。 学校に頼っていてはだめだ。 どこの学校に行っても。 息子Aの方はとにかく宿題が多い。 同じレベルの演習を死ぬほどやらせる。 これがまずい。 塾に行かせないためらしいが うっとおしい。 関係ないことをやらされるのもつらいが これもつらい。 学校の合間は 一冊参考書を仕上げる時間がほしい。 もしくは 塾の教材繰り返す時間がほしい。 この学校はくれない。 いわゆる面倒見のいい学校の弊害である。 授業を否定しているわけではないが 結局 いい参考書を繰り返しやることがいいのである。 それが分かてしまった地方の公立の生徒が伸びてくる。 合格体験記やユーチューブをみれば鉄板の参考書や勉強法はすぐにわかる。 チャート式や駿台文庫 原仙の英語、大学への数学やZ会をやればだいたい帝大レベルでもいける。 繰り返しやる気力と根性だけだ。 こんな簡単なことなのに 親は悩むのである。 何考えているのだろうか。 ゲームとラインを 自制できないとなかなかどうして 難しいなあ。


 メインは中学受験だったはず。  Bのほうについて。 次回。

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