中学受験親父メモ2

2023中学受験

秋の勉強 国語 

 - その解答 異議あり - 


今日はしとしと雨。 北朝鮮の緊張続く。 開戦間近か。 首相はウラジオストクで首脳会談。 外相も同行。 こんな時、国をあけて大丈夫か。 命がけだよね。 しっかり国を守っていただくことを祈るだけ。 日本人はアフリカの草原をパンツ一丁であるいているも同然。 もう大変な時なのにMとFの離婚裁判の話題とか民進党の幹事長問題とかレベルの低いニュースがワイドショーで特集されている。 NHKなんか 難病や認知症の特集を朝っぱらから流している。 政治情勢はほんの少し。


 さpの志望校模試の成績が発表された。 衝撃の数字が並ぶ。 予想はできていたがひどすぎる。 こんな状況で偏差値70もとる子供たちって どんな子なのか、 親御さんは何者なのか。 このひどい成績を突き付けられても辞めずに塾に通う子供たちも偉い。 言い訳がましいですが、、、


 社会の記述なんて大人がみたらなんてこともないのにできないんだね、 10歳では。
克灰袋 は何のために使うー? 知るか そんなの 桜島と配布される地域の地図が添付されていれば 火山灰を回収する袋と 常識で分かりそうなものだが ”灰をもらうための袋”とか珍解答をしている。 確かに行政側がもらう袋にはちがいないが ため息。
 
 でも社会なんて地理は本番で3分の1しか出ない。 配点なんか30点満点でいいと思うのだが。 気にすることなんかない。(強がり)


 さて問題の 国語。 相変わらず苦しい。 吾輩も 国語は苦手だった。 記述解答が苦痛だった。 でも3回に二回くらいは6割か7割はできていた。 たまに9割とかまぐれ当たりもあったな。 振り返って 国語だけは家庭教師がほしかったことを覚えている。 しかし田舎で家庭教師なんか考えられなかった。 指示語は前に書いてあるんだよと親に教えてもらっただけで あとは塾の先生の説明を聞いても分からなかった。 適当に乗り切った。 算数や理科みたいに突き抜けた感はなかった。 大学受験のときS台のF田先生の授業で少し開眼した。 論説文のポイントは A、A’、A”と文の言い換えが続くだけ。 はー そうなんだあと。


 息子の状態は吾輩のレベルよりはるかにひどい。  記述は全くだめ。 選択問題も 当たらない。
 だいたい なんでまたまた 女が主人公なのだろうか。 しかも 今回は双生児の姉妹の妹。 母親も双子で 姉。 ひえー。 さらに 気になる男の子も 双生児。  だっひゃー。  片方はエリート校弟は公立校。 コンプレックスはないのかしら、 すれ違うたびに じーっと観察。 
 こんな文章読みたくないよね。 小学校の頃なんて成人年齢がかなり女子と男子では違う。 女の子の複雑な心境なんて興味もないし分かるはずがない。 こんなのわかる子供がほしいのか? 進学校は。(くそー、俺が学校経営者なら国語ができない ぼーとした算数少年をとるぞ。 文系早熟野郎はいらない。) 女子校なら話は分かるが 男子校で出題されるところもあるとか。 ため息。  こんな本、 誰が金を出して読んでるのだろうか。 


 そっくりと言われていたけど 成長するに従い違いが出てきて優劣を感じて悩むというありきたりのテーマ。 大人にしたら はー っていう内容なんだけどね。 適当なところに線を引っ張って 気持ちとか状況を答えさせる。 
 結局のところ 叔母さんの言動にほぼ答えがあるんだろうけど。 それに気づかない。 


問11の模範解答は違うだろう。  学校が終わってすぐ来たのにどうして心配するんだ?
 
Fが「ドアにかけよる」とあるが この時のFの気持ちはどんな気持ちか、説明しろ。  


 模範解答には <行き先を言ってないのに 自分のことなど気にもしていない姉のIが 自分のことを心配してくれて叔母の家に来てくれたのだろうと思いうれしくなっている。> 大体こんな感じ。 (ちょっと変形してます)


 まったくのずれた解答。 落語を知らないのか。 うれしくなってるのは合ってるけど他は違うでしょう。 話のオチがわかっていない。 5分の差で遅れて生まれてきただけなのに 自分はすべてにおいて双子の姉に劣っていると悩み相談するため叔母の家に訪れている。 叔母は諭すように そんな違い些細なことで 基本的なところはみんな同じだよ。 叔母と母の間でお互いに劣等感で悩んだことがさりげなく前に書かれている。 (まったく同じ経験を世代が変わっただけという典型的な話。) 
 そもそも あなたたちそっくりよ と言われて 否定してる ところに チャイムがなる。 「ほらね」 のところが クライマックスだ。 同じなんだ 行動パターンまで ということが すとんと 実感できたので うれしくなって ドアにかけよっている。 オチ話でしょ。 感動的で泣けるところだ。


 その先には あたってしまって申し訳ない、謝りたいとか 心配してきてくれたんだ、ありがとうっていうふうにはなるが ここまで書いたら深読みしすぎでしょう。 書いてないんだから。  書いてあるのは にやりと笑って叔母を押しのけてIを迎えようとしている。 それだけ。   これは 親が帰ってきて 喜んで玄関に走ってくる子供のパターンだ。 いやだったら隠れるか窓から出てくはず。 これは 男子でも分かる


 行き先を言ってないのに わざわざ心配してきてくれてうれしくなってるとは どうしても 解釈できない。  そもそもIが心配してるくだりが まったくない。 分かるのは 集まりでも 引っ込み思案で すぐにIは引っ込んでしまうがFは割と社交的なところが描かれている。 つまり Iの方でも何か悩んでいるはずなんだ。それを知ってるのは叔母だけだ。
  男の子がIの方に興味があり嫉妬の部分も劣等感の陰に扱っているが そこまで扱うのは10歳の野郎には無理。


 ただ 次の場面を原作で読んでないからこちらとしては困るんだけど 仮に この後のシーンで Fのことが心配で来たというIの発言があったとしても この切り取り方では無理だ。
  「二人が基本的に同じだということを叔母から指摘されても納得できないでいたが 同時に叔母の家に訪ねてくるという行動パターンを目の当たりにして うれしく思う気持ち。」くらいで勘弁してほしい。



 御三家なんかはほとんどが記述問題。 半分とれればいいらしい。 学校の先生もサpやYOのパターン解答に飽き飽きしながら採点するんだろうから。 でも”オリジナル”な解答なんかこわくてかけない。 みんな同じかあと言われても しっかりサpパターンの答案を書ける生徒がうらやましい。
 正しい文章を書ければ問題ない。  だが 約束事ができていない。 説明せよとあると なんでも からをつけて答えてしまう。 問題の指示を読んでいない。 なぜですかーとあるのに 「こと」で結んだり  どういうことですかーとあるのに 「・・・ということだから。」 と結ぶ。 注意したのはすでに百回ではきかない。 どうして子どもは言われたことを一度や二度で直せないのか。 こちらは何回指示すればいいのか。 鶏の脳みそレベル。 わが子じゃなかったらとっく牧場に売り渡している。

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